
第19回(2020年)全道トンコリ大会 優勝 2018年9月6日、北海道全土が停電した胆振東部地震。当時暮らしていた震源地の厚真町で被災した際にトンコリ工房イノンノ職人にのみや氏より、音の支援物資として樺太の伝承楽器トンコリを授かる。 以前はバンドのボーカルやギターを弾きながら国内外を歌い歩く事を生業としていたが、大会優勝を機会にトンコリを奏でながら歌う吟遊詩人に転身。 世界平和と幸せに生きる道、自然環境保護などテーマに楽曲を制作。 北海道苫小牧市在住。 4人の子持ち。 2023年12月 トンコリ奏者となって初の公式音源『シータθ』(3曲をワントラックにまとめたメドレー作品)をbandcampより発表。 太古の未来を 今、奏でる 「トンコリについて」 トンコリは樺太の伝統的な楽器であり、日本最北部の先住民族であるエンチウ(樺太アイヌ)の文化に起源 を持つ弦楽器です。 木製の本体は人や動物の形状に彫刻され、通常5本または6本の弦が張られて います。 奏者は弦をつまんだりかき鳴らしたりして独特でメロディアスな音を奏でます。 歴史的にはトンコリはアイヌの儀式や儀礼で使用されており、今日でも伝統的な演奏と現代の音楽表現の両 方で演奏されています。